ayanozのお仕事むかしばなしまんが 現場調査って何? アイキャッチ

ayanozのお仕事むかしばなしまんが④ 現場調査って何するの?

今回は、前回説明した引き合いのあと、見積もり作成のためにご自宅を訪問して「現調(現場調査)」をするお話です。

↓前回の記事

見積もり作成には現調(現場調査)が必須!

きちんとしたリフォームの見積もりを作成するのに、絶対必要なのが「現調(現場調査)」です。

現場調査とは その1

現調とは、ぴったり合う製品を手配、また老朽している部分がないか確認して補修をするために現在の現場の状況を確認することです。

現場調査とは その2

もし現調をしなかったら…

この現調、結構面倒くさがる方が多いのです。

手っ取り早く金額が知りたいがために、名乗らずに「〇〇工事の金額をおおよそで良いので教えてくれ」と聞いてくることも少なくありませんでした。

なぜならリフォームは現場の劣化によって補修工事が追加されることもあるのです。

例えば、キッチンのリフォームを100万円でできると答えた場合、お客様は「そのくらいなら払えるかも」と思って正式な見積もりを作成するために現調を許可したとします。

でも訪問してみると、キッチンの床が腐ってこのままでは床が抜けてしまう。

せっかくの新品のキッチンが床下に落ちてしまってはいけないので、お客様に100万円では工事できないと言ったとき、

「前に提示した金額より高くなった!詐欺だ!!」

と怒り心頭になってしまう方も少なくありませんでした。

逆に現調しない会社は怪しいです。

よほど不測の事態に即対応できる経験豊富な業者でない限り、現調せずに工事がすんなり終わるとは到底思えません。

(すごく小さな部分なら別ですが。)

耳に気持ちの良いことを言われて工事を依頼したけど、そのあと不具合が起きても何も対応してくれない、なんて業者もいたりします。

そうなると自身で別の業者を探さなくてはいけません。

 

現調その1:寸法を測定する

現場調査は、担当の者が現場(リフォームの場合はほぼ自宅)へ訪問して、リフォームしたい箇所を実際に見て調査します。

お客様からどの部分に不満があって、どのように改良したいかを聞きます。

そのあと参考資料として工事前の写真を撮影します。

 

現在の設備やそのまわりの寸法を測り、現調シートに書き込んでいきます。

給排水の管の位置や、窓の床と壁までの距離、ガス・電気の配線の形などを、現調シートに書き込んで行きます。

この現調シートをもとに見積もりと図面を作成するので、一番大事な作業です。

しっかり確認しておかないと、あとで何度もおうちを見させてもらうことになり迷惑になります。

 

現調その2:取り替える商品を決める

現調が終了すると見積もり作成に入るので、その前に取り付ける製品を決めます。

お客様が事前にショールームなどを回って希望の製品を決めている場合は、それをもとに見積もりを作成します。

もしお客様が製品を決めかねている場合は、担当者がお客様と一緒にショールームへ出向いて見本を見ながら製品を決定します。

現調時で特に異変がなく他に補修の必要が無ければ、その場で計算機を叩き工事金額を出せることもあります。

これをすることで見積もり変更で何往復もする必要はなくなります。

 

現調その3:見積もり作成

おおよその内容が固まったら、会社へ戻り見積もりを作成します。

製品の他にも、解体や各接続工事などを組み入れて作ります。

完成したら、上司の印鑑を貰いお客様のもとへお届けします。

直接持参、メール、郵送、またお客様自身が取りにくることもあります。

 

現調その4:返答を待つ

お客様によっては数社から見積もりを取っている場合もあります。

大体10日から数週間経過した頃に、こちらから連絡して経過を伺います。

「じっくり考えているのに急かさないで」

とお思いになるかもしれませんが、何が原因で決めかねているのかをお客様自身もわからないという場合があるので、その時は担当が再度説明したりします。

また、多いのが何も言わずに他の会社に決めてしまっていること。

工事が決まる可能性があるなら、製品の手配や職人のスケジュールを押さえておく必要があるのです。

特にキッチンやユニットバスなど大型の商品は、発注から最悪1か月を要する場合もあります。

もしお断りしたいけど連絡しにくいとお思いでしたら、後ろめたいと思わずに気軽にお断りのお電話をしても大丈夫です。

(むしろ会社としてもそのほうがありがたい。)

そして契約成立

ありがたくご契約の運びとなったら、契約書を正副作成し、お互いに押印して契約を交わします。

この時に具体的に工程を組むことが多いです。

(工程は後日表にしてお客様へお渡しします。)

 

自宅に他人がずかずか入り込むのがあまり好きではない、という場合でも、現調は工事をスムーズに進めるために大事なものです。

工事でトラブルを起こさないためにも、概算だけでなく正式な見積もりを取ることが大事です。

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